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市民の人権擁護の会 日本支部
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メディアリリース 2006/8/31に報道発表


報道関係者各位

SSRI基準薬の「患者向医薬品ガイド」がついに公表

啓発活動強化のため、移動式「博物館」展示ツアーを開幕

前略、

去る7月28日、自殺者の遺族と代替療法の専門家、そして当会スタッフが同席し、厚生労働省の担当9名と行政交渉を行いました。遠方からやってきた遺族の方々が、精神科で処方される薬物の情報(自殺の副作用など)を知っていたら、「娘や弟を自殺させ、死なせることがなかったのに・・・」という切実な思いを吐露し、担当者たちの心を揺り動かしました。

その結果、8月初旬には、米国で販売停止になっているSSRI(新しいタイプの抗うつ剤)のマレイン酸フルボキサミン(商品名:ルボックス、及びデプロメール)に関する「患者向医薬品ガイド」が公表されました。医薬品添付文書を患者向けにわかりやすく書き換えたガイドを公表することにより、薬害防止や自殺防止対策のステップが進みました。

そして、本日31日、いよいよ塩酸パロキセチン水和物(商品名:パキシル)について、患者向医薬品ガイドが公表され、独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページにUPされました。同剤は、日本で最も消費されている抗うつ剤であり、SSRIに関する患者向医薬品ガイドの基準薬として厚労省によって選択されていた薬物でした。

患者やその家族などに正しい理解と、重大な副作用の早期発見などに役立てるために作成されたパキシルのガイドには、自殺などの副作用について以下のように分かりやすく説明されています。

「18歳未満の大うつ病性障害のある人がこの薬を飲んだ場合、有効性が確認できなかったとの報告や、死んでしまいたいという気持ちを強めるという報告があります。」

「18歳未満で抗うつ剤を使用した場合、死んでしまいたいという気持ちを強めるという気持ちを強めるという報告があります。」

「若年成人(18~30歳)で、特に大うつ病性障害の人にこの薬を服用した場合、自殺する危険性が高くなるとの報告があります。」

「興奮しやすい、意識の混乱・乱れ、実際にはない物が見えたり聞こえたりするように感じる。」

一方、最近は自殺防止や発達障害者支援、心神喪失者の判定、社会復帰や退院支援など精神保健に関わる問題が次々と報じられ、その効果的な対策が叫ばれています。そこで急遽、日本支部では、9月11日午後3時より憲政記念館(永田町1-1-1)にて日本ツアーを開幕させていただきたく次第です。

突然死や自殺の副作用、興奮状態によって引き起こされる事件などさまざまな問題が提示されている精神医療。うつや統合失調症、注意欠陥多動性障害や学習障害などの診断や使用される薬物の問題を含め、こころの健康を取り巻く問題に関してこれ以上被害を増やさないため、その情報を提供し、この問題に関する効果的な対策を講じることにこの展示ツアーを役立てていただきたいと思います。多くの方々が参加し、被害防止のための効果的な対策が講じられるため、この展示ツアーの開幕式に関する事前告知や当日取材を是非お願いしたい所存です。何卒よろしくお願いします。      

草々


市民の人権擁護の会 日本支部


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