https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00953.html
(令和8年7月21日(火)9:40~9:51 省内会見室)
記者:重複診療による向精神薬の不正取得についてお伺いします。テレビ朝日の取材で、1日1錠の服用を前提とする向精神薬について、1人の患者が都内の複数の病院・薬局を利用し、年間1万錠近くの向精神薬を処方されるという事例を確認しています。オーバードーズや転売などの悪用が疑われ、医療関係者からは、都内のみならず全国にも波及しているとの指摘もあります。この問題の大臣の受け止めと厚生労働省としての対応を教えてください。
大臣:適正な処方量を超えて向精神薬が処方されている事例や転売の疑われる事例に関しては、健康被害につながる可能性もありますので、適正使用は重要な課題であると認識しています。厚生労働省においては、9割の薬局に既に導入していただいていますが、電子処方箋システムに向精神薬の重複投薬チェック・アラート機能を設けているところです。この機能によって、薬局において客観的に疑わしいと判断される場合には、薬剤師法により調剤を拒否できることを薬剤師に対して明確に示すなどの対策を講じています。また、処方された向精神薬を他者に譲渡することは、麻薬及び向精神薬取締法に違反するものですので、麻薬取締部などが必要な取締りを行っているところです。引き続き、医療機関を過剰に受診している方による向精神薬の不正転売等の問題について、調剤段階での対応や取締りの強化などを含め、実効性のある対応を検討していきたいと考えています。